私が06年3月に手に入れた音源の紹介です。 |
今月また買い過ぎ気味です。 まぁ欲しかったんだもん。聴きたかったんだもん。 ツラい事も多いんだもの。いいじゃん〜。 今月の特徴は諦めていた日本のHIPHOPを一気にリカバーし始めた ところでしょうか。みんながなんかマジに作品出し始めてる。 こっちも真剣に聴かないと。 |
●V.A./ドラえもん全百科 僕にとってはやはり大山さんの声がドラえもんです。 このCDにはドラマ収録。 みんなやっぱキャラだちのいい声でした。 |
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●Terry Callier/Occasional Rain 名前は知っていたが、聴くのは初めて。 「オーディナリー・ジョー」は震えた。かっこいい! ギルスコットヘロン好きな僕には声質もたまらん。 ぜひ聴いて欲しい。賭け値なしに名盤。美しい。実に美しい。 |
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●小沢健二/Ecology Of Everyday Life: 毎日の環境学 小沢健二のニューアルバムは、全曲インスト。驚いた。 安易なエレクトロニに陥っておらず、生音も織り合わされた計算された 音世界を構築。 聴けば聴く程味が出る。天才は健在です。 |
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●矢野顕子/はじめてのやのあきこ 僕が天才と思う人がここにも。 井上陽水、忌野清志郎、上原ひろみ、槙原敬之、小田和正、Yukiなどが参加。 各ゲストと自分が今まで演ってきた曲を一緒に歌う。 歌を歌ってお仕事にしているというより、そのために生まれてきたような人だ。 こんなに気持ち良さそうに歌う人はそうそういない。最高に幸せになれます。 |
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●KAANA/dreams come true 僕のアイドル、KAANAの昔のシングル。アルバムになぜか入ってないのに 気づき、慌てて買いました。内容?いいに決まってる..。 唄が上手いは当然の事として、その上で独特の節回し、声質、情感。 オンリーワンでしょ。早く体ならないかな。俺は待ってるよ。 |
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●Keyco/SEVEN 4枚目のアルバム。自分がレゲエに疎いので分からないのですが、 これが濃いレゲエだ!とも思わないですが、ポップだけど、レゲエですよね? なんか上っ面レゲエじゃなくて、きちんと昇華している気がするんです。 ゲストはSaigenji、Loop Junktion、Yoyo-C、Libro、鈴木正人等。 最近お気に入りの一枚。気持ちよすぎるよ。 絶対LIBROがかんでる「High & Low」のイントロで僕はもうだめです。 「月と太陽」はこれからの季節に。「あの星の誰かの唄」は..もう...。 |
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●Keyco/Impressions 彼女初のリミックスアルバム。全9曲と少なめですが、なかなかの満足感。 これは素敵だよ。 |
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●Jazztronik/en:Code 技術や知識に裏打ちされたお洒落な音楽。 独自のフィルターで安易なクラブジャズに流れないのが 凄いところかと思っております。この作品でもそう。クールに決めてます。 かっけ〜。 |
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●J Rawls/Essence Of Soul vol.1 今作はタイトル通り「ソウル」がキーワード。 Eric RobertsonやVenus Malone等、メローなゲスト。 そして唄もののアルバムを作成。J Rwalsなりのネオ・ソウル。 私の部屋では夜に静かに流れております。浮遊感で気持ちいい。 |
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●DIVERSE/One A.M. チョコレート・インダストリーズを代表するMC、Diverseのデビューアルバム。 プロデューサー陣が熱い。RJD2が5曲、Prefuse 73が2曲、Madlibが1曲、トータスのジェフ・パーカーが1曲という 惜しみない編成で。ラップもトラックに負けてない。全体的にジャジーで暖かめですが、流れない感じ。ひたひたとテンション高め。 なかなかの好盤。気もちいいです。 |
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●James Mason/Rhythm Of Life Roy Ayersのバンドメンバーも経験したことのある James Masonの77年に唯一残したアルバム。 ソウルフルなClarice Taylorを全面フィーチャー。疾走感といい、 ジャジーなファンクもたまりません。 一昔風に言うところのアシッドジャズ系というのか?その辺好きで、 この時代のシンセが好きな僕には大好物。 このアルバムかけると大抵かっこいいね〜誰?って聞かれますよ。 |
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●Various Artists/Nicci Cheeks Presents Hip Hop Love Jazz US3のメンバーが主宰するレーベルから、ジャズとヒップホップの融合コンピ。 なんか綺麗すぎるかなぁ...。特に最近突飛な音を求めている私には。 いや、いいんですけどね。すごく。でも「Sunshowers」は泣けてきます。 こんな泣けるピコポコした曲作りたいなぁ。 |
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●Funky DL/The Latin Love Story “Latin”をキーワードにした“Best Remix Album”。 個人的には「Glistening (Latin Remix)」が大好き。いたないホーン、モコモコした音質。癖になるメロディー。 たまにすご〜くベタな感じがする彼ですが、やっぱりかっこいいなぁ〜。 |
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●V.A./4712235139 - Latitudes And Longitudes JAZZ的なブレイクビーツです、なんて書くとあっさり読み飛ばされそうですが、 これむちゃくちゃお勧めです。かっこいい。びしっとした美学が通ってる。 サンプリングセンスも最高。絶対に買って損なし。インストでも飽きないよ。 これも車で流すと大抵、これ誰?ですよ。美しい。 |
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●城南ウォーリアーズ/Microphone最強タッグ G.K.MARYANとUZIによるコラボアルバム。男臭い二人だけあって熱い。 全体的に闘いっている感じ。趣味も被る二人だし、そりゃ合いますね。 |
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●DELI/24 DELIだし、はずれじゃないけど、なんかこう手癖で作ってしまった感じで。 なんか違うものを期待してます。 ラップの「聴こえ」みたいなところで勝負しているラッパーは 枚数を重ねれば重ねる程、大変だと思う。 |
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●UZI/No.9 |
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●KILLER PARDONG /KILLER PARDONG 孤高の音響職人パードン木村。 そしてTHINK TANKの鬼才MC、“ケイボン(K-BOMB)”ことKILLER BONG。 真っ黒な印象は変わらず、それにフリーキーなデジタルの印象。狂ってる。 狂っているものは美しいなり。どきどきする。 |
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●OFF & ON / KILLER BONG MPC遊び。クロい、暗い、重い。イカレてる。 やっぱケイボン、あんた天才だよ。追っかけます。 |
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●Dj Oasis/WATER WORLD キングギドラのDJ Oasisのソロ2枚目。 前作よりゲスト少ない感じですが、こっちの方が全然好き。 オアシス!っていう固めの音の上で語られるのは、 社会的なものからゲームなんかのプライベートまで。 ラップもうまくなった。DJのアルバムって当然音がまとまるから、 頭から最後まで聴けるのが多い。 |
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●K-dub Shine/理由 「KDUBはまぁいいいか...」なんて思って聴かなかった自分を悔やむ一枚。 これKDUB最高作品でしょ。HIPHOPベストとかっていうと様々な尺度があるので 凄く難しいんだけど、この方向ではベストに近いのでは。 内容は私小説。自分の生い立ち、その中で考えてきた事などが盛りだくさん。 ここまであけすけにして...楽しませてもらいました。 音的にも洗練されていて、聴きやすい。アルバムとしての一体感も見事。 ついつい通して全部聴いてしまいます。 もちろんKDUBの固い韻も健在!「親不孝」と「オアフ島」で踏んだのには笑った。 |
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●DABO/6Bullets ハードなダボを満喫出来るミニアルバム。 いつもの面子でテクニカルな技を魅せております。 少ない曲数ですが、DVDもついているのでなかなか楽しい作品です。 |
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●DABO/DIAMOND DABO三枚目。誰かに貸したら返ってこなかったので再度。 改めて聴いてもいい作品ですが、4thを聴いた後なので、 尖っているのを感じます。 |
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●DABO/THE FORCE 4th アルバム。『Force』。なかなかの傑作! 悟ったかのような視点でダボの第二章が開幕。 とびきりの大人の優しさを手に入れた男の唄。ストイックに語る。 ゲストなしもストイックだよなぁ。 「ここからどこまでいこう (Here We Go) 」が個人的ハイライト。 HIPHOP、友達等の愛を絡めつつの自分の道を語る。 「親父、お袋、マジでかしたぜ こいつは奇蹟さ下手すりゃ下手したぜ 俺はこうして腹満たしてる たかがラップ それだけで暮らしてる」 「思い出す 腹空かした昨日 シケモクにウイスキーの日々さ」 「俺が俺であるための不可欠な愛さ」等々.....。 そんなダボに、フリーのディレクターの自分を重ねるのです。 そしてまたさんぴんキャンプから10年という今年で、みんながそれぞれ ものすごく考えている。HIPHOPのこと、業界の中でのHIPHOPのこと...。 時に反省し、時に未来を探り。 最近そういうのが多いですが、ZEEBRAのニューアルバムと合わせ その象徴的な1枚。きっと今年はこういうのが続々と出てくると思う。 |
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●般若/内部告発 「妄走族」で唯一好きな、いや好きでもなかったけど、 面白いなぁと思っていた般若のニューアルバム。 『男たちの大和/YAMATO』のサポートソング入りですが、 サポートソングって定義、よくわからない。 曲はいいよね。 アルバムとしてもまとまった感じで。でもピアノ使用の曲が多いな。 嫌いじゃないけど、なんか自分より若いやんちゃさというか青さを受け入れる許容が 自分に減ったように思える。 でも昔からインタビュー読んでますが、般若もものすごくHIPHOPの現状を考えている。 その上でのこの作品。 |
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●Rhymester/Heat Island 6thアルバム。相変わらずはずれはない。間違いもない。 そして彼ら独自の色があって彼らにしかできない音楽がある。 かっこいいし。でもなぜか窮屈だ。この閉塞な感じは何だろう。 パーティーなアルバムなのに、なぜか窮屈。 ゲストも多いし、曲数も多い。しかも様々な音楽の要素も取り入れ バラエティーに富んでいるのに。不思議だ。窮屈なアルバムはすぐ飽きてしまう。 あと他のHIPHOPの人が感じて作品に反映させているような窮屈なHIPHOP業界への なにかがあるとすれば、やっぱゲスト陣のチョイスや音楽性の多雑さなんだろうか。 今の「B-BOYイズム」を聴いてみたい。 |
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●HAB I SCREAM/THE ONE(FLOW,RHYME,BEATS&LIFE) SOUL SCREAMのMC、HAB I SCREAMの2ndソロ。 E.G.G.MAN、RINO、ZEEBRA、MUMMY-D等の同世代から、 Micro(Def Tech)や三宅洋平等幅広いゲストを呼んでます。 幸せ感溢れる“幸 feat.48.9”からハードなものまでトピックも豊富。 真摯なリリックがしびれます。次に出るであろう、ソウルスクーム作品を予感させる名作。 暖かく、広い。シキの参加や15人でのマイクリレーはすごい。 |